内装の選び方
新築現場や社屋改修の内装選びに参加させていただいたことがありますが、デザインや性能が豊富でその中から色の組み合わせ等、決めるのがとても難しい上に出来上がったら何かイメージと違ったな。なんて思うようなこともあったりします。私の家でも水廻りのリフォームを検討していましたが、様々なデザインのサンプルを大量に頼んでしまったことでどれにするか話がまとまらなくなり、リフォーム計画も有耶無耶になってしまいました。そこで今回は、内装の決め方についてポイントをご紹介したいと思います。
内装を考える際に重要なのが、最初に理想のイメージテイストを考えておくことです。どのような雰囲気の空間が過ごしやすいのか、どんな家具を置きたいか、自分が落ち着くのはどんな空間なのか、なりたいのお部屋の方向性を決めましょう。はっきりと決めることができない方は、住宅関係の情報誌や建設会社の施工事例、SNSなどでインテリアの画像を検索し、気になったものを集めてみると自分が心惹かれているインテリアテイストがイメージしやすくなります。ご家族間で好みが分かれてしまう方もいらっしゃると思いますが、各々の好きなテイストに共通する部分を探したり、似たテイストであればミックスさせる場合もあります。住まわれるご家族全員が暮らしやすい空間を目指していくことが大切だと思います。
方向性が決まったら、テイストの特徴を理解しましょう。素材や形状、色や配色バランスがどのように作られているか理解することで、内装を選ぶ際も迷いにくくなりますし統一感も出てきます。
弊社の施工事例からインテリアテイストをご紹介します。
■ナチュラル
二世帯リノベーション~2、3階を子世帯の居室に~/戸建リノベーション
白やベージュを基調とした明るい空間に温もりを感じられる自然素材の良さを生かしたスタイルで、心安らぐ柔らかな空間が特徴です。シンプルで飽きのこない安定したナチュラルスタイルですが、物足りなさを感じる場合は一面に派手なクロスを取り入れてアクセントをつけてみると、イメージがガラッと変えられます。
■モダン
無機質な素材を用いたシンプルで都会的なテイストで、フォーマルな印象のスタイルです。モダンテイストは他の様々なテイストと組み合わせがあり、木を取り入れた北欧モダン、ナチュラルモダン、和の要素を取り入れた和モダンなどがあります。
■和モダン
想い入れのある住まいに、安心して住み続ける/戸建リノベーション
日本の伝統的な和の要素と現代的でスタイリッシュな洋のテイストが融合したスタイルで、和モダンならではの趣があります。格子や桟など取り入れ、落ち着いた色味のアースカラーでまとめるのがポイントです。
■インダストリアル
店舗を居室へリノベーション~機能的で暮らしやすい住まい~/戸建てリノベーション
インダストリアルは工業的なという意味で、機能的でスタイリッシュなスタイルを指します。無機質が特徴の為、コンクリートの壁がむき出しであったりヴィンテージ感を出すため、あえてさび加工を施す場合もあります。施工事例のような木デザインの床材を採用することで、鉄特有の無機質な印象を緩和し、リラックスできる空間になります。
■ブルックリン
アメリカのニューヨーク州にある東海岸に面した元・工業地帯の都市から由来されており、レンガやコンクリート、スチールなどを活かしたスタイル。カジュアルさや装飾性がありながらも、重厚感が漂います。こちらの施工写真は、インダストリアルで紹介した施工事例のお宅の洗面室になります。インダストリアルのスタイルと似ていて統一感のある空間になりました。
■アジアン
アジア地域を模した雰囲気を持つエキゾチックなスタイル。東南アジアのリゾート地の雰囲気をイメージしているため、どこか非日常的な空気感が出せるのも魅力になります。狭いお部屋でも圧迫感がなく、開放的な雰囲気を演出できます。ベージュやブラウンをメインカラーに、植物や海など自然を連想させるカラーをアクセントとして取り入れるのがおすすめです。
様々なテイストを紹介してみましたが、近年ではそれぞれのスタイルを混ぜたミックススタイルも人気になっています。皆様も自分のお気に入りのスタイルを見つけてみてください。
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