トイレリフォームで考えること

トイレリフォームの時にお客様にお聴きすること。

・今までトイレで困っていたこと。

・トイレについてたけど、ほとんど使わなかった機能。

・キレイにしたいところ。

・楽にしたいこと。

この辺りをお聞きしています。

それらのお話を踏まえて、ご提案をいたしますが、

私が個人的に重要だと考えているのが以下の3点です。

①手すりはできるだけつける。

身体の衰えに関係なく、ケガや病気で手すりに頼るケースがあります。

今は必要ないからと言われても、壁紙の貼り替えを一緒にする場合は、

壁に下地は入れておきます。

②余計な機能は省いて、先ずは本当に必要な機能がついたトイレ機器を勧める。

トイレ機器も今や電化製品と同じです。機能が多ければそれだけ不具合もあります。

あって良かった、付いてた方が良いと思われる機能は、今のものにはほぼ備わっています。

便器が光らなくても、音楽が流れなくても、温風が出なくてもほとんど困りません。

③収納スペースをどこかに確保する。

トイレットペーパー、タオル、掃除ブラシ、洗剤、サニタリーボックス…

思いつくだけでもこれらを床や窓台に置かずに収納できると便利です。

スッキリすることでお掃除もしやすく気持ちのいい空間になると思います。

【施工例】

Before

After

毎日必ず、ご家族で何度も使う場所がトイレです。

ご家族でも使い勝手が異なることもあります。

そういう場所こそ、基本機能を充実させておくだけで十分です。

あとは使う方の心遣いで、他の家族も心地よく使っていただけると思います。