防災意識

敷地の一部を分筆して売却するお手伝いをさせていただいています。

売買契約のために土地の事前調査をしていると、豊橋では防災井戸の登録をしていることがわかりました。

災害時の生活用水の確保のため、2012年に市内の井戸所有者に募集し、96ヶ所を登録。東三河では蒲郡に続く2例目ということで当時の新聞にも掲載されていました。

飲用に向かないところもあるということで、あくまでも生活用水としての募集でしたが、水質調査も行い今回のお客様の井戸は飲用可能だそうです。畑仕事に使用しているそうで、これからも継続して使用していく予定ということでした。

思い出したのは、一昨年10月の台風。豊橋も広域で停電になり、復旧まで数日かかった地域もありました。水道が止まらなくても、マンションなどポンプを使って水を吸い上げているところは当然水が出ません。ご近所の方から「うちは残している井戸が使えたから問題なかったよ」という話を聞いていました。

今年も梅雨入りし、台風の季節が近づいてきました。避難所での三密をさけつつ、最適な避難行動をとるために、ハザードマップの確認や食料・水の確保など事前の備えをしっかりしていきましょう。