豊橋市の都市計画について
普段の生活では、あまり意識せず過ごしていますが、不動産の仕事をするようになってから初めて自分の住んでいる街がどのようになっているか考えるようになりました。
街の計画は、都市計画法で決められており、大きな枠組みとしては、市街化区域、市街化調整区域の二つに分けられます。
また、都市計画区域外というところもあります。
私が調査したなかでは長野県の山奥、岐阜県飛騨市の山奥など、まさに田舎というところでは都市計画区域外というところでした。近くに川が流れて、アスファルト舗装もあったり、なかったり、井戸水を使うのは当たり前という生活環境です。
そのようなところでもインターネットはつながりますので、田舎の環境を好み、ネット上でビジネスをする方もいらっしゃいました。様々なライフスタイルがあるのだなと思います。
もう少し細かな街づくりの計画で、豊橋市では、立地適正化計画が定められています。
立地適正化計画というのは、まちの将来の姿を、「歩いて暮らせるまち」・「暮らしやすいまち」・「持続可能なまち」と捉え、さまざまな都市機能を使いやすく配置していく都市機能誘導区域とともに、将来の人口減少に備え、都市機能集積の効果を活かしながら、中長期的に居住の誘導を図る居住誘導区域を配置します。日常的な暮らしを支える生活機能が集積し、過度に自動車に頼らなくても歩いて便利に生活できるまちづくりのために、居住誘導区域の中に「歩いて暮らせるまち区域」を設定します。「歩いて暮らせるまち区域」は公共交通幹線軸の沿線等に設定しており、様々な世代を誘導し、高密度な人口集積を維持することで、今後も市民の暮らしを支え続け、「歩いて暮らせるまち」を実現します。
このように豊橋市役所ホームページでは記載があります。なるべく、街の中心へ人口を集めたい計画でもあり、歩いて暮らせるまち区域へ引っ越しをすることでいくつか補助金の対象になってくることもあります。
豊橋市では、ここ数年の間に豊橋駅周辺に分譲マンションが多く新築されました。今でも建設中のものがありますが、売れ行きは順調で人気があると聞いています。
それでもそれぞれの事情があって、街中が便利だと感じる方もいらっしゃれば、少しのんびりとしたところに暮らしたい方もいらっしゃいます。
ご実家の近くを希望される方、通勤が便利なところが良いと希望される方、津波など心配のない安全なところが良いと思われる方など、不動産のお手伝いを続けているなかで、ライフスタイルは本当に様々だなと感じます。
単純に街中は商業施設など充実していて便利だと思うかもしれませんが、賑やかだったり、駐車場がなかったり、金額が高かったりと、メリット・デメリット様々です。
都市計画によって住むところを誘導する計画があっても、それが浸透して人が動くには多くの事情が関わっていますので、実際にはとても大変なことだと思います。
不動産の仕事をしている身としては、お客様の状況を理解しつつ、都市計画におけるメリット・デメリットも説明できるように知識を身に付けていければと思います。
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一幸建設株式会社
住所:愛知県豊橋市大山町字西大山52番地
電話:0120-150-564
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