建築に関するまつり
皆さんは「まつり」というと何を思い浮かべますか?
身近なところでいうと豊橋祇園祭、ええじゃないか豊橋まつり、炎の祭典でしょうか?
7月の豊橋祇園祭は打上花火大会は中止されましたが、関係者のみで神事を中心に開催したそうです。
建築を扱う私たちには、他にも身近なまつりがあります。
新たに家を建てる、建て替える、取り壊す、など人生において一大事にあたるといえます。
このため私たち日本人は、建物を取り壊す前、新たに家を建てる前、家が完成後など、
工事の無事を祈り感謝し、これからの幸せな生活を祈ってきました。
建築に関するまつりは多種にわたりますが、そのうちの一部をここで紹介します。
~地鎮祭~
地鎮祭(地祭り)とは、建物を建てる前に土地の氏神様から土地を使用し新築する許可を得る儀式のことです。
新築工事が安全に滞りなく行われることなどを祈願します。
「日本書紀」に地鎮祭が行われていることが記載されているそうで、日本古来から行われている伝統的な儀式です。
最近は省略することや簡略化することも少なくありません。
下の写真は、弊社で行った地鎮祭の様子です。
(四方祓) (地鎮の儀)
(玉串奉奠) (直会)
~上棟式~
上棟式とは、建物の骨組みを作り最後に屋根の一番上で組む棟木を設置する棟上げが終わった後に行います。
棟上げのことを上棟の他、建て方、建前ということもあります。
これまでの工事が終わったことに感謝し、残っている工事の安全や、建築後の家内安全を祈願する儀式です。
地鎮祭は「日本書紀」に記載がありましたが、上棟式は記載がなく平安時代ごろから行われているそうです。
本来は地元の神主に依頼して執り行うものですが、現場監督や職人が代行するケースが多くなってきました。
また、最近では、略式での上棟式や、上棟式をしないことが一般的になっています。餅まきまで行うのはとても珍しいです。
下の写真は、弊社で行った地鎮祭の様子です。
(祭壇) (四方祓)
(祝詞奏上) (餅まき)
どちらのまつりでも、戸建住宅や事業用建物で会場の大きさが異なりますが、式自体の流れは基本的に一緒です。
お施主様には四方祓や玉串奉奠など神主さんに倣って行っていただきます。
神主さんへの連絡や、お供え物をそろえるなどの事前の準備は弊社で行うことが多く、
お施主様にお持ちいただく物(上棟の際の五円玉など)があれば、お知らせしています。
建物が出来上がっていくことを実感できる良い機会でもありますので、
安心して参加してもらえるように心がけています。
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一幸建設株式会社
住所:愛知県豊橋市大山町字西大山52番地
電話:0120-150-564
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