宅建士の役割

不動産を扱うならぜひ持っておきたい資格「宅地建物取引士」。通称、宅建士。不動産業界に従事する人だけでなく、建設・金融など様々な業界の方も受けている資格ですが、受験資格を問わない国家資格です。私は新卒採用のリクルーターをしているのですが、学生さんで合格している人が増えている印象です。学生さんに聞いてみると、就職活動にいかせるように各大学の学内で対策講座が開かれているそうです。この会社に入社して、仕事と勉強を両立させながら取った私からするとうらやましい環境です。

先日、宅建協会の研修会に参加してきました。県民の生命・財産を守る強靭な県土づくりを目的に県が行っている対策が様々ある中、津波災害警戒区域の指定についても行われるということでした。指定して災害リスク情報が伝わることで、地域の防災力向上に繋がります。私たち宅建士も、重要事項説明を通して災害リスクに対する丁寧な説明を行うことで、いざという時に命を守る行動への意識向上へ多少なとも貢献できると思います。

お客様に有益な説明が出来るように、常に新しい情報は身に着けていきたいと思います。