土地の相続

ここ最近、相続を受けられた方からのご相談をいただきます。

豊橋市ではまだまだ農家の方も多いため、土地を多く所有されている方もいらっしゃいますが、農業の後継者でない相続人はどうすれば良いのかわからず頭を抱えています。また過去には、自分には相続人がいないので、亡くなったら国に土地を返すんだとおっしゃる地主様もいらっしゃいました。実際には、家系図をさかのぼり、誰かが相続を受けることがほとんどです。

今回相談いただいた相続人も祖父母からではなく、兄弟から相続を受けたため、所有されていた土地の相続を受けるまで全く把握できていなかった状態でした。

土地にはいくつか種類があり、市街化区域なのか市街化調整区域なのかで大きく変わります。市街化調整区域の農地となりますと簡単には売却することもできません。しかし、この土地はいらないと一部放棄することはできず、相続放棄をする場合には全てを放棄しなければなりません。

弊社では一つ一つの土地を調査して売り方を考えて提案をさせていただきます。代々受け継がれてきた土地ですので、今後もより良い有効活用となればと思います。

相続のお話となるとご健在の間にはなかなか進まないことが多いかと思いますが、事前にお話をされておくことをお勧めします。